IPv6

またまたお知らせ

いろいろスタートアップ期間中なもので、最近お知らせばかりですみません。次世代コンピューティングとIPv6のインパクト 今回Windows Vista(以下Vista)では、マルチメディア機能の強化やユーザ・インターフェースの改善など、新たなコンピューティング・ス…

IT新改革戦略での電子政府IPv6対応宣言

去る1月19日、日本のIT政策の中枢であるIT戦略本部から、e-Japan戦略に続く新たなIT政策の骨格となる「IT新改革戦略」が発表された。この政策群は、国民生活の利便性向上や日本のIT産業の世界的な競争力強化を目的に、様々なシーンでのIT活用を2010年度まで…

世界的なIPv6対応の活発化

前回は米国の動向を中心に採り上げたが、IPv6の研究開発は日米のみならず世界的に展開している。 たとえばヨーロッパでは、従来からEU政府が中心となって研究開発プログラムを構成し、アプリケーションやシステム開発におけるテスト環境でのIPv6対応に関する…

米国政府のIPv6対応

IPv6が次世代IP技術の「本命」として選ばれてきた背景には、日本のインターネット研究開発者がIPv6の開発・実装に率先して取り組んだ事実がある。たとえば、LinuxやBSD等、UNIX系OSの標準的なプロトコル・スタック(当該OS上で通信を実現するための機能群)…

IPv6はインターネットだけのものか?(2)

昨今ではどうしてもインターネットの動きに目を奪われがちだが、世界にはインターネットから独立したネットワークが多くある。たとえば金融機関のネットワークや固定電話や携帯電話の音声通話は、いずれも独自回線網を利用して運用されている。 しかし、こう…

IPv6はインターネットだけのものか?(1)

先月号まで、IPv6にまつわる様々な疑問に対して、Q&A形式で説明してきた。それを踏まえ、今月からは、IPv6をより柔軟な視点から捉えていただけるよう、従来「常識」とされてきた考え方を時には覆すような、「新しい視点」をご紹介していきたい。「IPv6はイン…