What's up, JLG?

というわけで怒濤のエントリ更新。

http://blog.japan.cnet.com/kurosaka/a/2007/06/iphone2.html

一つはNewtonである。まだintelの手に陥ちる前のARMプロセッサを積み、手書き認識機能と優れたユーザインターフェースを備えた魅力的なPDAだった。ただ、 PDAというにはあまりに大きすぎかつ高すぎたこと、PCなど他の機器との連携が不得手だったこと、またApple自身が混乱していたこと(ジョン・スカリージャン・ルイ・ガゼーといった懐かしい名前が思い出される)で、結局頓挫してしまった。

そう、Jean Louis Gasseeジャン・ルイ・ガゼー)が最近何をやっているか、私は知りたいのだ。

Beを去ったあたりまでは知っている。というのは、その頃の私のクライアントにJLGを直接知る方がいたからだ。彼からJLGやあの頃のAppleのいろいろな話を聞いていて、彼はまた何かおもしろいことをやるんだろうな、と思っていたのだ。

ジョブズとのプレゼンに負けているように、商売はヘタだと思う。ただBeを作り出した能力は、もっといろいろなところに発揮できるのではないか、それこそ情報家電あたりに猛烈に活きてくるのではないか、と思っていた。が、Beの後、彼は水面下に潜ってしまったような印象を受ける。

前述のWikipediaによると、Le blog de Jean-Louis GasséeというBlogを書いているという。おー、なんだ元気じゃない、と見に行ってみたら1年前で更新が止まっていた。しかも掲載されたご尊顔はなんだかお疲れのご様子。そりゃこれまでのキャリアを考えると当然といえば当然。むしろそう考えると、ジョブズのあのエネルギーはすごいなと、改めて思う次第。

さておき、このあたりのVCに顔を出しているような気配はする。というかトップページの写真の一番右に並んでいる。だが、VCゆえに何をやっているか分からない。おそらく技術デューデリ(というかスクリーニング)や一種のコンサル的なことをやっているのだろう。ただ、だとすると日銭稼ぎ程度にしか思えない。

というわけで、最近JLGが何をしているか(あるいは何もしていないのか)、ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報いただければ幸いです。

…という話は英語でも書いておいた方がいいのか。

Dear folks,

I would like to know how Jean Louis Gassee have been getting along. Although I believe he is one of the genius of computer science, he seems not to appear on the stage after leaving Be, Inc.

I hope to seek what JLG is thinking about the computer and network industry, and where JLG is looking at. His aspect will be useful not only for my business, but also for the globe.

If you know about it, please let me know. Thanks in advance!

Regards,

Tatsuya Kurosaka
mailto: kurosaka.tatsuya [at] gmail [dot] com